宿泊体験室のタイプ
東日本大震災において仮設住宅で生活した方々からヒアリングを行い、以下の8タイプの部屋を再現しました。
ご希望の宿泊体験室タイプを宿泊体験いただけます。
定員4名
17-1
2DK
20代夫婦と乳幼児の暮らしを再現
17-2
定員2名
1DK
80代1人暮らしを想定
17-3
17-4
定員6名
3K
親子5人暮らしを再現
18-1
定員4名
2DK
60代夫婦2人暮らしを再現
18-2
定員2名
1DK
20代1人暮らしを想定
18-3
定員3名
2DK
60代夫婦+ペットの暮らしを想定
18-4
定員5名
3K
2世帯7人暮らしを再現
ご利用いただける設備
電気、水道、給湯器、風呂、トイレ、エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、ドライヤー、掃除機、灯油ストーブ、扇風機
ご利用いただける消耗品
寝具、座布団、机、ゴミ箱、食器洗剤、紙/プラスチック食器、ティッシュ、トイレットペーパー、石鹸、シャンプー、リンス、コンディショナー、消毒類
ご利用いただけない備品
テレビ、洗濯機、炊飯器、食器棚、食器、布巾、展示用の小物類(仏壇、パソコン、物干し道具、衣服、書籍、文房具など)
ご準備いただきたいもの
タオル、歯ブラシ、髭剃りなど
※飲食の提供はありません。事前にお食事を済ませていただくか、徒歩10分のイオンスーパーセンター(営業時間 8:00〜22:00)をご利用ください。
ご予約の流れ

3.11仮設住宅体験館の宿泊体験では、以下の2つのプランからお選び頂けます。
①宿泊体験プラン・・・宿泊体験のみのプランです。陸前高田市内で防災・減災に関係するプログラムに1つ以上参加することが条件になります。
②宿泊体験と語り部プラン・・・宿泊体験と語り部がセットになったプランです。語り部は宿泊体験とは別に費用が掛かります。
宿泊体験プラン
<入力および送信する内容>
- ・行程表を提出する(※)
- ・宿泊体験日と人数を入力する
- ・宿泊体験室タイプを選択する
(※)陸前高田市内で1つ以上、防災・減災に関するプログラムに参加することが確認できるものをご提出ください。
市内の防災減災プログラムについて、ご不明な点があればお問合せください
宿泊体験+語り部プラン
<入力および送信する内容>
- ・希望する語り部を選択する
語り部の所要時間は60分〜90分となります
「仮設住宅」に関するお話が中心となります。 - ・宿泊体験日と人数を入力する
- ・宿泊体験室タイプを選択する

事務局で調整後、ご連絡いたします
ご予約の調整や工程表の確認にお日にちを頂く場合がございます。

ご予約確定
新型コロナウイルスのワクチン接種や抗体検査の結果、健康チェックなどの提示をお願いする場合がございます。
その際にはご協力お願い致します。

宿泊体験当日
同敷地にある陸前高田グローバルキャンパスの2階で受付を行います。チェックインは13:00~21:00、チェックアウトは翌10:00までです。お支払いは現金または口座振込みとなります。
料金表
宿泊体験+語り部をご利用の場合
宿泊体験のみの場合
宿泊体験費用
部屋タイプ | 料金 |
---|---|
1DK | 10,000円 |
2DK | 13,000円 |
3K | 16,000円 |
※上記の他に、1名あたり
寝具料金1,000円が掛かります。
・すべて税込金額です。
・1名あたりの金額では、料金を利用人数で割った金額です。
例:2DKに4名で宿泊体験する場合・・・
1部屋の金額13,000円÷4名=1名あたり3,250円
3,250円に寝具料金1,000円が追加され、合計4,250円となります。

語り部費用
・所要時間は6名以内は60分、7名以上は75分となります。展示物をゆっくり見たり、語り部と交流する時間は含まれておりません。最大90分まで対応可能ですので、予約フォームにてご希望の時間をご記載ください。
・仮設住宅に関するお話が中心になります。震災時のことや避難所生活についても聞きたい方は、予約フォームでなるべく具体的にご記載ください。
・ご都合が合わない場合は、無料の見学にて事務局より仮設住宅の概要説明および展示室のご案内をいたしますので、ご検討ください。(所要時間15〜30分)
・30名以上の場合は語り部が
2名となり、料金は参加人数に応じて設定します。
参加人数 | 料金 |
---|---|
1~9名 | 8,000円 |
10〜19名 | 10,000円 |
20名〜35名 | 15,000円 |
語り部ありのタイムスケジュール(6名以内・合計60分)
-
5分
駐車場にて:挨拶および施設への移動(徒歩)
-
10分
施設前にて:事務局から施設の概要説明
-
30分
施設内にて:語り部から経験談
-
10分
施設内にて:質疑応答
-
5分
終了、駐車場へ移動
語り部ありのタイムスケジュール(7名以上・合計75分)
-
5分
駐車場にて:挨拶および施設への移動(徒歩)
-
10分
施設前にて:事務局から施設の概要説明
-
10分
グローバルキャンパスに移動(※仮設住宅内は狭いため、隣接施設の広い教室に移動します)
-
30分
語り部から経験談
-
10分
質疑応答
-
5分
終了、駐車場へ移動
※語り部と交流したい方、展示物をゆっくりご覧になりたい方は90分の予約をおすすめします。
キャンセル料金
- 利用日4日前
- なし
- 利用日2〜3日前
- 料金+寝具料金の30%相当額
- 利用日前日
- 料金+寝具料金の50%相当額
- 利用日当日および連絡なく21:00まで不着
- 料金+寝具料金の100%
語り部紹介
地元住民より経験談をお話します。ご予約時に希望する語り部Noを選択ください。
ご要望の日時によっては地元住民からのお話が難しいこともあります。つきましては、経験談をスタッフが代弁することもありますので、予めご了承ください。
※表は横にスクロールできます
No. | 仮設住宅での肩書 | 語るテーマ | 対応可能日時 |
---|---|---|---|
1 | 自治会長(当時62歳) 居住5年 高齢者1人、親夫婦2人、息子夫婦2人、幼児2人(後に新生児1人) |
孤独死の問題に対して「元気に仮設住宅から出られるように」をテーマとし、健康チェックとお茶のみ会を兼ねたデイサロンや男性の居場所づくり、居住者の特技に合わせたサークルを立ち上げた。 仮設住宅内13班の情報共有のために、週1回の「自治会便り」(合計251回)と、全79回の班長会議の資料を作成した。 | ・月水金14:00~19:00 ・火木土日14:00~17:00 |
2 | 自治会長(当時45歳) 居住8年半 親夫婦2人、本人夫婦2人、幼児~小学生の子ども3人 |
「土・肥料・野菜の苗・プランター」のセットを全世帯に配布し、居住者が外に出るきっかけをつくり、孤独死の防止や住民相互のコミュニケーション形成に努めた。 SNSを用いて仮設住宅での様子をほとんど毎日発信し続けたことで、支援団体が状況を把握しやすくなり、イベントが多く開催された。 防災士を取得し、全国各地で講演活動を続けている。 | ・土日祝9:00~20:00 |
3 | 事務局(当時44歳) 居住8年 夫婦2人、高校生~社会人1年目の子ども2人 |
市内で一番多い150戸の仮設住宅(大半は20~40戸)で事務局を担当し、多数の支援者からの連絡窓口を行った。 震災当初は、旦那さんと共に遺体捜索をした息子さんや、連絡がとれない友人を捜索したいと言う娘さんと向き合いながら避難所生活を送った。 女性の立場から、仮設住宅での生活における苦労や工夫、ご近所さんとのやりとりについて語る。 | ・不定期9:00~18:00 |
4 | 一居住者(当時61歳) 居住4年 夫婦2人 |
幼少期から祖母に「地震が来たら津波の用心」と何度も聞かされ、小学5年生でチリ津波地震を経験したことや、消防団に約40年所属したことから、災害を意識して生活している。 東日本大震災津波では自宅が半壊するも、修繕すると決めてからは、仮設住宅での生活を前向きに過ごすことができた。複数の仕事をしながら家族や親戚と共にで自宅修繕した経験を語る。 | ・不定期9:00~17:00 |
5 | 学校長(当時58歳) 居住経験なし |
指定避難所だった校舎と体育館が一部破損した(高台のため津波被害は無し)が、緊急避難場所として全校生徒81名、教職員12名、避難住民の計200名で一晩だけ過ごすこととした。責任者として、余震対応~食事~寒さ対策~情報収集~トイレ~保護者対応など様々な判断を行った。 その後、学校再開まで一部の教室を遺体安置所として開放したり、校庭に建設された仮設住宅の自治会と連携したりした。 | ・平日 ・土日祝 |